ローソンは2月5日、連結子会社のローソン・エイティエム・ネットワークスを通じて、ローソン店舗に設置されているATM全台(1万1,080台/2015年12月末現在)で銀聯カードの取り扱いを開始する。ローソンは「昨今増え続けている外国のお客様の利便性向上のために銀聯カードの取り扱いを開始する」と話している。

全国47都道府県のローソンATMが銀聯カードに対応

同社は2015年9月、新型のATM約1,000台で銀聯カードの取り扱いを開始。以降、年間1,500~2,000台のペースで新型ATMを順次導入し、銀聯カードに対応する予定だったが、増加する訪日外国人観光客向けのインフラ機能を強化するため、旧型ATMでも取り扱いを開始することを決定した。

ローソンATM 参考画像(出典:ローソンWebサイト)

これにより、全国47都道府県で展開しているすべてのローソンATMで、銀聯のクレジットカードとデビットカードによる日本円の引き出しが可能になる。また、海外で発行されたVisaやMasterCard、JCBなどのカードについても、2016年中に取り扱いを開始する準備を進めているという。