ヤマハ発動機は、2気筒エンジンをスリムなボディに搭載する「MT-07A」「MT-07」「MT-09」にそれぞれの新色を追加し、「MT-09A」では新色に加えてトラクションコントロールを新たに採用すると発表した。ロングセラーモデル「SR400」も新色を追加する。

ヤマハ「MT-09A」にはトラクションコントロールも搭載

「MT-07A」「MT-07」「MT-09A」「MT-09」はいずれもクロスプレーン・コンセプトにもとづき、開発された3気筒エンジンを搭載した人気モデル。ABSを装備する「MT-09A」に搭載したトラクションコントロールは、発進や加速時に後輪のスピンの兆候を検知し、点火時期、燃料噴射量、スロットルバルブ開度を統合制御してなめらかな発進性・走行性を支援する。2モードの選択と、機能をオフにすることも可能だ。

新色として「マットシルバー1」も追加。新たにブラック塗装を施したアルミ製フレームとのコンビネーションで、ヤマハレーシングブルーイメージを強調している。また、「ディープレッドメタリックK」が「MT-09A」「MT-09」共通の新色として設定されている。「マットシルバー1」は「MT-07A」にも追加され、タンクにグラフィックをあしらい、フェンダーステーをホイール同色のブルーとしてレーシングブルーイメージを強調した。「MT-07A」「MT-07」共通の新色「ディープレッドメタリックK」も追加されている。

「MT-09」

「MT-07A」

「MT-07」

「SR400」

1978年に発売され、ロングセラーを続ける空冷単気筒エンジン搭載の「SR400」も新色を追加。新色はビンテージ・アクティブ・カジュアルをコンセプトとした「ダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック1」で、誕生年である「1978」を織り込んだ400のロゴをあしらったタンクグラフィックを採用している。各モデルの価格は、「MT-09A」が91万5,840円、「MT-09」が84万9,960円、「MT-07A」が74万9,000円、「MT-07」が69万9,840円、「SR400」が55万800円(価格はすべて税込)。