「第48回ミス日本コンテスト2016」が25日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われ、東京都出身の慶応義塾大学生、松野未佳さん(20)がグランプリに選ばれた。

「第48回ミス日本コンテスト2016」のグランプリに選ばれた松野未佳さん

同コンテストは、藤原紀香らを輩出した歴史あるミスコンテスト。この日は、2,804人の応募者から選ばれたファイナリスト13名が最終選考に臨み、着物・ドレス・水着の審査を経て、松野未佳さんがグランプリに選出された。

名前を呼ばれて思わず涙をこぼした松野さんは、しばらく放心状態で「本当にこのような素晴らしい賞をいただけるとは思っていなかったので本当にうれしいです」と信じられない様子だったが、「グランプリを選んで下さった皆さんが一年後に後悔しないように期待に応えられるように一生懸命頑張りたいと思います」と意欲。ミス日本になって「すごくいろんなチャンスをいただけるということで、すごくこれから楽しみでもありますし、これからが勉強だと思っています」と新たな決意を示していた。

松野さんの父は維新の党の松野頼久代表で、祖父も労働大臣、防衛庁長官などを歴任した松野頼三氏という政治家一家。自身も政治家を目指しているそうで「熊本に行くと祖父のもとへ一般の方が親しげに寄ってくるんです。それを見て、愛されている人なんだと思い、私もああいう風になりたいと思いました」と政治家を志した原点を語りながら、「政治家は憧れの職業に変わりはないと思いますが、これから1年間ミス日本でたくさんの方と関わらせていただき、自分が何をしたら一番お役に立てられるのか考えていきたと思います」とコメント。また、父の頼久氏からは「今朝メールで『頑張ってね』と連絡が来ました」と明かしつつ、「『(グランプリを)獲ったよ! 頑張ったよ!』って自慢したいです」と笑顔だった。

なお、ミス日本 準ミス日本には東京都出身の谷本英理子さん(22)、ミス日本 ミス着物には、東京都出身の織茂璃穏さん(24)、ミス日本 海の日には、東京都出身の杉浦琴乃さん(22)、ミス日本 みどりの女神には、兵庫県/東京都出身の飯塚帆南さん(22)、ミス日本 水の天使には、須藤櫻子さん(21)がそれぞれ選ばれた。