ウェザーマップはこのほど、第1回「さくら開花予想」を発表した。予想対象は、九州~関東・北陸の37地点でのソメイヨシノで、長野・新潟は除外されている。

さくら開花前線(ウェザーマップ発表)

同社によると2016年は、「平年並みかやや遅く」開花する場所が多い見込みとなっている。2015年11月から1月半ばにかけて記録的な暖冬となり、3月も大幅な高温傾向が続く見込みのため、桜の花芽が休眠から目覚めにくくなっていると考えられるとのこと。

対象地点のうち、予想開花日が最も早いのは福岡の3月23日頃で、東京では福岡より3日遅い3月26日頃(平年並み)と予想されている。暖冬による開花の遅れは、平年の気温が高い地域ほど影響が大きくなるため、高知や鹿児島は特に開花が遅くなるとみられているとのこと。

なお、新潟県や長野県、東北南部を含めた予想は2月4日に開始する予定。