トッキュウ1号/ライト役の志尊淳

都内・丸の内TOEIにて22日、特撮映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャーTHE MOVIE 忍者☆イン☆ワンダーランド』の公開前夜祭舞台あいさつが行われ、2大「スーパー戦隊」のレギュラーメンバー総勢12名が参加した。

本作は、「スーパー戦隊」シリーズ第39作『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と、第38作『烈車戦隊トッキュウジャー』が共演を果たす「戦隊VSシリーズ」最新作。「忍タリティ」を高めて邪悪な牙鬼軍団を迎えうつニンニンジャーと、想像の力「イマジネーション」でシャドーラインを破ったトッキュウジャーが力を合わせ、強敵に立ち向かっていく。

イベントには、『ニンニンジャー』から西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純、多和田秀弥、『トッキュウジャー』から志尊淳、平牧仁、小島梨里杏、横浜流星、森高愛、長濱慎が登壇。映画では、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のエンディングソングとしておなじみの「なんじゃ モンじゃ! ニンジャ祭り!」が映画特別バージョンで『トッキュウジャー』も参加したものになっていることから、前夜祭の舞台でも12人全員によるダンスが生披露された。

一年間アカニンジャーとして『ニンニンジャー』を引っ張ってきた西川は、「この映画は『ニンニンジャー』としての集大成。自分自身のことでは、前回の『VS』シリーズでアフレコに居残り4時間かかるほど苦労した『縮尺縮小の術』の発音を、つい最近収録したTV版では一発でクリアできたことから、ここまで演じてきて少しは成長できたのかなと感じています」と振り返った。

フジテレビ系ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』やTBS系ドラマ『表参道高校合唱部!』への出演など、俳優として目覚ましい活躍を見せている志尊は、「戦隊作品はカット割りが多いため、いろんな角度から撮影をします。そのため、何度も同じ芝居をする必要があるんです。今の現場で『さすが戦隊やっていただけある』『東映の作品に出ていただけある』と言っていただけるのは、『トッキュウジャー』の撮影で集中力と忍耐力が身についたからだと思います」とコメント。

続けて志尊は「これが『トッキュウジャー』として皆さまの前に立てるのは最後かもしれませんが、今はまだ実感がありません。僕たちは呼ばれればいつでも『トッキュウジャー』として駆けつける準備があります。でも、それまで僕たちはしっかりと恩返しができるように一人ひとり精進していきたい」と代表して語り、「『ニンニンジャー』、そして『ジュウオウジャー』と続くので、これからも『戦隊』を応援、愛していってほしい」とファンに呼びかけた。

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