厚生労働省は20日、「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」の結果を発表した。対象は大学・短期大学・高等専門学校・専修学校の計112校、平成28年3月に卒業予定の学生6,250名。期間は平成27年12月1日。
大学生就職内定率は80.4%に
大学生の就職希望率は78.0%(前年0.3pt増)。国公立大学では55.4%、私立大学では89.2%だった。また就職内定率は80.4%(前年0.1pt増)、国公立大学では84.1%、私立大学では79.2%となった。
男女別の就職内定率は、男子が79.0%(前年0.1pt増)、女子が82.0%(前年0.1pt増)。
大学文理別の就職内定率においては、文系が79.7%(前年0.3pt増)、理系は83.4%(前年0.8減)だった。
大学地域別の就職内定率では、最も数値が高かったのが「関東地区」(86.8%)だった。次いで「近畿地区」(81.4%)、「中部地区」(78.8%)。以降、「北海道・東北地区」(75.6%)、「中国・四国地区」(71.0%)と続いた。