京都銀行は20日、聴覚に障がいを持っている顧客や高齢の顧客に、より安心して京都銀行を利用してもらえるよう、話す側の声を明瞭にし聴く側の聴こえを改善する卓上型対話支援システム「COMUOON(コミューン)」を全営業店166か店(第二市場出張所、ネットダイレクト支店、振込専用支店を除く)の窓口などに設置すると発表した。

全行を挙げて顧客満足度(CS)の向上に取り組む

京都銀行では、従来より店舗設備の改善や各種備品の配備、行員教育の実施を通じて、障がいを持っている顧客、高齢の顧客に配慮した取り組みを積極的に行い、全行を挙げて顧客満足度(CS)の向上に取り組んでいるという。今後も、顧客から常に選ばれ信頼される銀行を目指し、すべての顧客が安心して金融サービスや施設を利用してもらえるように努めていくとしている。

卓上型対話支援システム「COMUOON(コミューン)」

卓上型対話支援システム「COMUOON(コミューン)」は、軽度・中等度の難聴の人とのコミュニケーションを支援する、耳につけない対話支援機器。 音を大きくするのではなく、話す側の声を明瞭にすることでコミュニケーションを円滑にするという。

京都銀行によると「第二市場出張所、ネットダイレクト支店、振込専用支店を除く、全営業店166か店に167台を設置。本店東館コンサルティングプラザにも設置し、1月20日現在、一企業としては国内最多の設置台数となります。22日より、営業店窓口などに順次設置を開始します」としている。