大阪市交通局は24日から、NHK連続テレビ小説『あさが来た』のビジュアルを使用したラッピング電車・ラッピングバスを運行開始する。
『あさが来た』は、明治を代表する女性実業家として名をはせた広岡浅子をモデルとした「白岡あさ」をヒロインに、その活躍と彼女を取り巻く人々を描く物語。広岡浅子や、ドラマにも実名で登場する実業家・五代友厚らが大阪の肥後橋・北浜・淀屋橋近辺をおもな活動の場としたことから、ラッピング電車とバスの運行でドラマ舞台地近辺のさらなる活性化を図るという。
ラッピング電車は、ヒロイン・あさ役の波瑠さんと夫・新次郎役の玉木宏さんが「加野銀行」の前に立つデザイン。大阪市営地下鉄四つ橋線の1編成のうち1両(4号車)にラッピングを施す。
ラッピングバスは、乗降口側に番組ポスターをベースとしたデザインを施し、運転席側と後部は広岡浅子関連のデザインを施したデザインに。市バス88号系統(大阪駅前~天保山)をメインに、一部60号系統(天保山~なんば)、72号系統(鶴町四丁目~天保山)も運行するとのこと。電車・バスともにドラマが終了する4月2日までラッピングを掲出する。