新関西国際空港は1月18日、関西国際空港における2015年暦年運営概況(速報値)を発表。総発着回数と国際線発着回数は暦年過去最高を記録し、総旅客数は開港以降初めて2,300万人を超え、開港以降初めて外国人旅客数が日本人旅客数を上回った。
2015年は中国等アジアを中心とした国際線で増便が相次ぎ、インバウンド旅客の爆発的な増加が続いた。そのため、総発着回数は暦年として過去最高となる16万3,506回を記録し、開港以降初めて16万回を上回った(従来の暦年最高は2014年の14万1,565回)。また、国際線発着回数も暦年として過去最高となる11万2,019回を記録し、開港以降初めて11万回以上となった(従来の暦年最高は2014年の9万3,154回)。
総旅客数も同様に、暦年として過去最高となる2,321万人となり、開港以降初めて2,300万人を上回った(従来の暦年最高は2000年の2,049万人)。また、国際線旅客数も暦年として過去最高の1,625万人となった(従来の暦年最高は2014年の1,305万人)。そのうち、国際線外国人旅客数は暦年として過去最高の1,001万人となり、開港以降初めて1,000万人を上回り(従来の暦年最高は2014年の631万人)、開港以降初めて日本人旅客数(2015年は607万人)を上回った。