『カミワザ・ワンダ』のメインビジュアル

TBSは4月より土曜朝7時に全国ネットアニメ枠を新設し、TBS系28局ネットでキッズ向けTVアニメ『カミワザ・ワンダ』をスタートさせる。

本作は、TBS、タカラトミー、トムス・エンタテインメントの3社による共同開発で展開されるアニメーション作品で、玩具展開をタカラトミーが行い、アニメーション制作はトムス・エンタテインメントが手掛ける。放送開始前の2月からは『月刊コロコロコミック』、『コロコロイチバン!』、『別冊コロコロコミックSpecial』、『てれびくん』、『幼稚園』など小学館の各雑誌での掲載を皮切りに、各方面でのメディアミックス展開を行うビッグプロジェクトになるという。同局が製作したアニメ番組の全国ネット放送を行うのは2004年3月以来、13年ぶりとなる。

源生哲雄プロデューサーは、「枠のコンセプトは"子供が大好きなTBSへ"。朝アニメならではのキッズ向けの工夫で子供たちの心をつかみ、かつ家族で楽しめるアットホームな作品をお届けしたいと思います」と説明。作品は、プロミンと呼ばれる不思議なモンスターによって動かされている世界を舞台に、突如起きたバグの原因であるバグミンの捕獲に乗り出す少年ユートと宇宙犬ワンダが織りなす物語。プロミンはそれぞれ、「モノを加速させる」「炎を出す」「モノを作り出す」など、〝カミワザ″と言われる特別な能力をもっており、迫り来るバグミンに対して〝カミワザ″を繰り出して対抗することになるという。

(C) TOMY/ワンダプロジェクト・TBS