星野リゾートは7月20日、東京・大手町に「星のや東京」を開業する。

大手町に「星のや東京」が開業

「星のや東京」は、地上18階建ての「塔の日本旅館」をコンセプトとしてオープン。客室数は84室で、平均客室単価は8万円~12万円となる見込み。日本国内のほか、海外から訪れる宿泊客もターゲットとして、「和のおもてなし」を世界に発信していくとのこと。

客室は全て畳の間となっており、日本の伝統様式をベースに、現代のスタイルに合わせたアレンジと工夫をこらした内装に仕上げた。ソファやクロゼットには竹素材を使用し、壁紙や風呂にも和の仕様を施してデザイン。洗練と居心地のよさを重視した。

客室以外にも、各階には「お茶の間ラウンジ」を設置。その階の宿泊客だけが使用できる空間で、昼間は茶や菓子、夜は酒などを季節に合わせて用意する。スタッフや宿泊客同士のコミュニケーションのほか、読書や仕事にも活用できるセミプライベート空間に仕上げる。また、7時~10時には無料の軽食も用意される。

ほかにも、最上階の17階では、大手町温泉とスパを展開。大手町ならではのアクティビティも案内していくとのこと。アクティビティの詳細は、4月下旬に発表となる。

なお、客室の予約は、同館の公式WEBサイトにて受け付けている。