明治が運営する「明治カバくんうがいラボ」はこのほど、過去2年以内に大学受験をした男女412名を対象に実施した、受験とインフルエンザに関する実態調査の結果を発表した。

「あなたが受験日当日に避けたいものは何ですか。当てはまるものをすべてお選びください」

まず、受験当日に避けたいものを聞いたところ、85.2%が「腹痛」、ほぼ同率の84.2%が「風邪・インフルエンザ」と回答した。次に、受験シーズン中に風邪・インフルエンザ対策として行ったほうが良いと思うことと、実際に行ったことを質問。その結果「うがい」に関しては、行ったほうがよいと思っている(85.7%)のに、実際に行った人(60.9%)とのギャップが1番大きく、その差は24.8%であった。

「大学受験に関する項目について、それぞれあてはまるものをお選びください」

試験に向けた体調管理や準備に関しては、「特にうがい・手洗いなどの風邪・インフルエンザ対策を行った」という項目に「あてはまる」と回答した人は26.7%、「どちらかと言えばあてはまる」と回答した人は44.7%であり、合わせて71.4%の受験生が試験に備えて風邪・インフルエンザ対策を行っていたことが判明。さらに、風邪・インフルエンザ対策を行っていた人の中で、第一志望校に合格した人は28.3%で、志望校ではないところに合格した人の21.7%よりも約1.3倍多くなっている。

受験シーズン中、受験勉強以外に割いた時間として「家族との時間」と回答した人(37.9%)の中で、親からしてもらったこと(支援など)で最も嬉しかったことを選んでもらうと、1位は「励ましてもらった」(47.8%)、2位は「風邪・インフルエンザ対策など、体調管理をサポートしてもらった」(15.8%)という結果になった。「風邪・インフルエンザ対策など、体調管理をサポートしてもらった」と回答した人の割合は、第一志望校に合格した人が52.6%、志望校ではないところに合格した人は40.0%であり、体調管理を嬉しく思っている人は、第一志望校合格者の方が多いことが分かった。

同調査は、2015年12月28日~30日の期間にインターネット調査(マクロミルモニタを利用)よって実施された。対象は、過去2年以内に大学受験をした男女412名。