富士通は18日、15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH」シリーズの2016年春モデルを発表した。発売は、「GRANNNOTE」(グランノート)の愛称で展開する最上位モデル「LIFEBOOK AH90/X」が2月中旬から。この他のモデルが1月22日から。価格はオープン。店頭予想価格は税別140,000円前後から。

「LIFEBOOK AH」シリーズの2016年春モデルは、最上位の「LIFEBOOK AH90/X」、上位の「LIFEBOOK AH53/X」、中位の「LIFEBOOK AH45/X」、下位の「LIFEBOOK AH42/X」の4モデルで展開。全モデルでWindows 10 Home 64bitを搭載し、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスが付属する。最上位となるAH90/Xの詳細は別記事にゆずり、ここではAH53/X、AH45/X、AH42/Xの3製品を紹介する。

LIFEBOOK AH53/X

ブラック

レッド

ホワイト

「LIFEBOOK AH」シリーズの上位モデルで、前モデル「LIFEBOOK AH53/U」からプロセッサをSkylake世代に刷新したほか、ディスプレイ解像度やキーボードが強化された。解像度では1,366×768ドットのHDから、1,920×1,080ドットのフルHDへ向上。キーボードはストロークを2.5mmと深くしたほか、光を輝かせるようキートップ内部に傾斜をつけた「プリズムクリアキー」の採用、キーにより押下圧が3段階で異なる「3段階押下圧」機能などを新搭載した。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700HQ(2.60GHz)、メモリがPC4-17000 8GB、ストレージが1TB SATA HDD、ディスプレイが15.6型ワイド(1,920×1,080ドット)、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブなど。OSはWindows 10 Home 64bit。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、Gigabit対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×3、USB 2.0×1、HDMI×1、SDカードスロットなど。バッテリ駆動時間は約5.4時間(JEITA 2.0)。

本体サイズはW378.0×D256.0×H24.7~26.4mm、重量は約2.3kg。カラーはブラック、レッド、ホワイトの3色。店頭予想価格は税別200,000円強。

LIFEBOOK AH45/X

ブラック

ホワイト

レッド

「LIFEBOOK AH」シリーズのミドルレンジ製品で、春モデルの強化点は、上位のAH53/Xと同様、CPUの刷新やキーボードの強化が主。ディスプレイ解像度は、前モデルと同じ1,366×768ドット(HD)解像度。また、本体デザインをシリーズ上位モデル「LIFEBOOK AH77」に近づけた。

主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100U(2.30GHz)、メモリがPC4-17000 4GB、ストレージが1TB SATA HDD、ディスプレイが15.6型ワイド(1,366×768ドット)、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブなど。OSはWindows 10 Home 64bit。

通信機能やインタフェースは上位モデルと同等。バッテリ駆動時間は約7.3時間(JEITA 2.0)。本体サイズと重量も、上位モデルと同等。カラーもブラック、レッド、ホワイトの3色を用意する。店頭予想価格は税別160,000円強。

LIFEBOOK AH42/X

ブラック

ホワイト

レッド

「LIFEBOOK AH」シリーズのエントリーモデルで、プロセッサにIntel Celeronを採用。春モデルは前モデルからハードウェアを引き継ぎソフトウェア中心の刷新で、バッテリ駆動時間が伸びている。

主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3205U(1.50GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがPC3L-12800 4GB、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット)など。OSはWindows 10 Home 64bit。

通信機能やインタフェースは上位モデルと同等。バッテリ駆動時間は約9.2時間(JEITA 2.0)。カラーもブラック、レッド、ホワイトの3色。店頭予想価格は税別140,000強。