富士通は18日、2016年PC春モデルとして、12.5型の着脱式タブレットPC「arrows Tab RH77/X」を発表した。プロセッサはSkylake世代のCore i5。本体にはキックスタンドを搭載し、単体で自立する。発売は3月上旬で、価格はオープン。店頭予想価格は税別190,000円弱。
12.5型大画面タブレットのほか、通常のノートPCとしても利用できる、Windows 10搭載の着脱式タブレットPC。本体背面には約90度まで無段階調節できるキックスタンドを備え、本体のみで自立する。標準添付のカバーキーボードは84キー日本語キーボードで、キーストロークが約1.5mm、キーピッチが約19mmと、通常のA4ノートクラスの打鍵感を実現した。
スペック面では、CPUにSkylake世代のIntel Core i5-6200U(2.30GHz)を搭載。メモリは4GB、ストレージは256GBフラッシュメモリを採用する。
液晶解像度は、1,920×1,080ドットのフルHD。256段階の筆圧検知が可能な静電容量式スタイラスペンが標準で付属し、Webブラウザ「Edge」など、手書き用途にも適するとする。バッテリ駆動時間は測定中だが、ターゲット値として実稼働8時間を目指す。
このほかの主な仕様は、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、光学ドライブが非搭載、OSがWindows 10 Home 64bitなど。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースはUSB 3.0×1、MiniDisplayPort×1、microSDカードスロット、マイク/ヘッドホン兼用端子など。なお、端子はハイレゾ音源再生に対応しており、ハイレゾ対応ヘッドホンやスピーカーなどを接続することで、ハイレゾ音源を聴取できる。
本体サイズはW319×D201.3×H9.5mm(単体)/W319×D201.3×H14.7mm(キーボード装着時)。重量は約890g(単体)/約1.25㎏(キーボード装着時)。