富士通は18日、15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH」シリーズの2016年春モデルを発表した。最上位の「LIFEBOOK AH90/X」はAHシリーズの注目機種で、「GRANNOTE」(グランノート)の愛称で展開する。発売は2月中旬から。価格はオープンで、店頭予想価格は税別220,000円強。
富士通初となる4Kディスプレイを搭載した15.6型ノートPCのハイエンドモデル。 2014年2月に発表され「GRANNOTE」の愛称で親しまれた15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH90/P」が好評だったとして、従来50歳~60歳代だったターゲットを、40歳以上の男女まで広げ、"使いやすさ"に焦点を絞った春モデルとして展開する。
「LIFEBOOK AH90/X」の愛称は従来と同じ「GRANNOTE」だが、本体は外観、ハードウェアともに刷新。ディスプレイは富士通初となる4K解像度(3,840×2,160ドット)液晶を採用。ブルーライトカットモードや、画面の色調を見やすく調整できる「あわせるビュー」機能を備える。また、プロセッサをSkylake世代のCore i7へ刷新した。
デザインは、指紋がつきにくいマット加工のシルバー塗装を採用。キーボードは緑がかったクリスタルのサイドカラーで高品位を演出し、バックライトも搭載する。キーストロークは2.5mm、キーピッチは約18.4mm。日本語入力システムATOKも搭載する。ほか、ハイレゾ音源の再生に対応したオンキヨー製スピーカーは、ダイヤカットデザインを施し、本体キーボード上部に新搭載する。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700HQ(2.6GHz)、メモリが8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド(3,840×2,160ドット)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブなど。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、Gigabit対応有線LAN、NFC。インタフェースはUSB 3.0×3、USB 2.0×1、HDMI×1、SDカードスロットなど。バッテリ駆動時間は測定中。
本体サイズはW378.0×D256.0×H25.7~27.4mm、重量は約2.5kg。PC関連の電話相談などが可能な同社の有料サービス「My Cloudプレミアム」が無料で1年間利用できる。