声優・花澤香菜の音楽活動4thシーズンの幕開けとして2016年2月24日にリリースされる通算9枚目のシングル「透明な女の子」。そのMusic clip (short ver.)が公開された。

本作は、空気公団・山崎ゆかりが、楽曲、アートワーク、ミュージッククリップまですべてを制作しているが、トータルプロデュースに際して、以下のようにコメントしている。

■花澤香菜本人の印象
可愛くてどこかつかみどころのない人に思えました。子供のような大人のような雰囲気を併せ持ち、素直でいながら、心の内に秘そめるような印象も受けました。作品が進行していくにつれ、がらりと変化していったのを覚えています。ひとつひとつのプロジェクトに愛情を持って、丁寧に接しているのだと感じました。

■楽曲を作るにあたって意識したこと
本人の印象、本人からもらった、本の中の印象深い言葉、話す時の表情、仕草を頼りに制作しました。変化したいという気持ちを感じました。そこを一番意識したかもしれません。

■ミュージッククリップやジャケットのコンセプト
表題曲の「透明な女の子」を見えるものにしたい、というのがありました。誰の心の中にもある、強い部分の私と、弱い部分の私。いつもの私と強気の私。その両方をはっきりと出せるようにと考えました。人はみんな弱くてもろくて危うい。だけど本当は心に芯がしっかりあるんだ、ということを表現できればと思いました。

「透明な女の子」のジャケットイメージ。左が初回限定盤で右が通常盤

花澤香菜 『透明な女の子』(Music Clip Short Ver.)