お笑いコンビ・北陽の虻川美穂子が14日、夫でイタリアンシェフの枡谷周一郎が東京・恵比寿で営む「オステリア・ルッカ」で行われた「2016年 イトーヨーカドーの恵方巻試食会イベント」に夫婦で出席し、育児への苦労をのぞかせた。

左から、遼河はるひ、枡谷周一郎、虻川美穂子

今年発売するのは、「白身フライのフリットROLL」、「生ハムのミラノROLL」など、枡谷が「和食とイタリアンのマリアージュ」をテーマに監修した新感覚のイタリア風恵方巻。枡谷は「最初に話をいただいた時は軽く終わるのかと思ったら、思いのほか時間がかかって何百本も巻かされて大変でした」と吐露。そんな努力の末に完成した恵方巻が報道陣に3本セットで振る舞われると、枡谷は「3本食べたら泡吹いちゃいます」とボリューミーな恵方巻の食べ過ぎ注意を呼び掛けて笑いを誘った。

その後、虻川と元タカラジェンヌの遼河はるひが恵方巻を試食。遼河は「色合いがイタリアンっぽい」、「食感のバランスが良い」、「恵方巻なのに白ワインや女子会に合いそう」と枡谷のこだわりをくみ取る感想を述べるが、虻川は「ご飯と合う」「カリフォルニア巻きみたい」と言い、「もっと気の効いたこと言えないの?」、「それ言っちゃダメなの」と枡谷を呆れさせた。

そして、3種類を味わった遼河は「お寿司は日本のものを使って食べたい派だったんですが、想像以上に美味しかったです」と感激。虻川は「枡谷が作ったということを引いても、街に売っていたら『これ美味しいな』と言っちゃうくらい美味しかったです」と、ひいき目抜きにクオリティが高い商品であることをアピールした。

恵方巻は、節分の夜にその年の恵方に向かい、願掛けしながら無言で太巻きをまるかじりするというもの。虻川は「子供が11カ月になったんですけど、まだ育児にてんてこ舞いなので、今年はスマートな育児を目指して、白が似合う母になりたい」と打ち明け、恵方巻にかぶりついた。