第88回アカデミー賞のノミネーションが14日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで行われ、レオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』が最多12部門にノミネートされた。
レオナルド・ディカプリオを主演に迎え、2015年アカデミー賞で最多4部門を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める同作。このたび、第88回アカデミー賞で、作品賞、監督賞(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)、主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)、助演男優賞(トム・ハーディ)、撮影賞(エマニュエル・ルベツキ)、美術賞、編集賞、衣裳デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞、視覚効果賞、録音賞、音響効果賞の12部門にノミネートされた。
作品賞では、アレバンドロ・G・イニャリトゥ監督作品としては『バベル』『バードマン…』に続く3度目のノミネートで、2年連続の頂点を狙う。監督賞でも同様に3度目のノミネートとなるが、2年連続の獲得となれば半世紀ぶりの快挙となる。そして、5度目のノミネートとなったレオナルド・ディカプリオが悲願のオスカー獲得となるか、注目が集まっている。
同作は、1月10日に発表された第73回ゴールデン・グローブ賞で、作品賞&主演男優賞(共にドラマ部門)&監督賞の3冠を獲得し、最多受賞。これまでに40の映画賞に輝き、37の映画賞にノミネートされている。中でも、主人公ヒュー・グラスを演じたディカプリオは、すでに17の主演男優賞を獲得している。
第88回アカデミー賞授賞式は、現地時間2月28日にハリウッドのドルビー・シアターにて行われる。
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