主婦の友社はこのほど、『週末妊活のすすめ ムリなく授かる50のヒント』(北村健著 / 1,200円・税別)を発売した。
日本の不妊治療クリニック数は世界でもトップクラスであるが、妊娠率は最下位に近いというデータがあるという。同書では、このような現実に疑問を持ち、泌尿器科医の立場から男性不妊治療を続けている北村健医師が、今の日本人に最も合う妊活スタイルとして「週末妊活」を提案している。
「週末妊活」とは、「ストレスや緊張の多い状態では妊娠しづらい」「妊活は夫婦いっしょに進めなければ意味がない」という点をふまえて、北村氏が提案する新しい形の妊活スタイル。ウイークデーは男女それぞれが充実した日々を送り、2人そろう休日(=週末)に妊活を行うことをすすめている。
同書では、妊娠力を最も低下させるのは「ストレス」であることから、それを取り除くために必要な妊活の基礎知識を解説。そのほか、週末妊活で最高の結果を出すためのウィークデーの過ごし方、妊娠に導くセックス術、妊娠に向けての体づくりなどを紹介している。
また、「仕事疲れで妊活どころじゃない」「排卵日を伝えたらプレッシャーと言われた」など、男女それぞれからのリアルな妊活の悩みに答えるコーナーも掲載した。