ゆこゆこは14日、「シニアの仕事」に関する調査の結果を発表した。対象は50代以上の同社サイト会員2,509名。期間は9月8日~9月17日。

定年・早期退職後、「会社勤め」は2割に

「定年退職・早期退職の実施状況」について聞くと、46.1%で「どちらもしていない」が最多となった。次いで、「定年退職をした」(38.7%)、「早期退職をした」(15.2%)となった。

「定年退職」「早期退職」をした人に対して「現在の就労状況」を聞いたところ、59.8%で「働いていない」が最多だった。次いで、「会社勤めをしている」(24.9%)、「起業して働いている(個人事業主を含む)」(8.0%)、「NPOやボランティア活動を行っている」(7.4%)となった。

「現在の就労状況」

定年退職し、現在も働いている人に対して「定年退職後も働いて良かったと思うこと」を聞くと、1位は「社会とのつながりを維持できている」「健康を維持できている」(ともに61.9%)だった。次いで、「時間を有効に使えている」(52.8%)、「世の中の役に立っていると感じられる」(38.8%)となった。

「定年退職後も働いていてよかったと思うこと」(複数回答)

定年・早期退職後、1カ月当たりの「仕事による収入」はどれくらいかを聞いたところ、会社勤めをしている人は、47.4%が「10万円~20万円未満」となった。次いで、「10万未満」(24.4%)、「20万円~30万円未満」(16.7%)。

起業した人は、38.0%が「10万円未満」だった。以降、「10万円~20万円未満」(29.6%)、「20万円~30万円未満」(14.8%)となった。