経済産業省 資源エネルギー庁が14日に発表した石油価格調査(12日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.5円安い118.9円となり、11週連続で値下がりした。2009年5月18日(118.0円)以来、約6年8カ月ぶりの安値となった。下げ幅は前週より1.6円縮小した。
ハイオク・軽油・灯油も値下がり続く
石油情報センターは「原油価格が下がっており、その影響が末端(小売店)に反映されている」と分析している。
都道府県別にみると、6週連続で全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の129.5円(前週130.6円)で、次いで長崎県の128.3円(同130.1円)、京都府の123.7円(同125.5円)となった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.5円安い129.8円と、11週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.1円安い103.2円と、同じく11週連続で値下がりした。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より30円安い1,197円と、26週連続で値下がりした。