FCAジャパンは13日、フィアット・ブランドのボリュームモデルである「500」をマイナーチェンジし、23日から全国のフィアット正規ディーラーで販売開始すると発表した。2008年の日本導入以降、初のマイナーチェンジとなる。
今回のマイナーチェンジでは、エンジンONで点灯するLEDデイライトを追加したのが最大の変更点。また、オーディオを5インチのタッチスクリーン仕様へアップグレードし、センターコンソールにUSBと外部入力端子を装着している。
エクステリアはヘッドライトの形状をプロジェクタータイプに変更し、ランプ中央部はボディ同色とした(Popのみ)。フロントおよびリアバンパーも形状を変更し、フロントバンパーはフィアットロゴが施されたクロームモール下に横長のモールを追加、バンパー下部の形状も変更している。
インテリアはステアリングホイールのデザインを変更し、オーディオおよびハンズフリーのコントロール機能を追加した。ドリンクホルダーも改良し、ホルダーの内側にラバーサポートを装着。グローブボックスを新たに装着するなど、利便性を高めている。
価格は、直列4気筒1,240ccエンジンを搭載する「500 1.2 Pop」が199万8,000円、「500C 1.2 Pop」が252万7,200円。直列2気筒875ccエンジンを搭載する「500 ツインエア Pop」が228万9,600円、「500 ツインエア ラウンジ」が259万2,000円、「500C ツインエア ラウンジ」が279万7,200円(価格はすべて税込)。