セブン銀行は13日、セブン銀行ATMにおける2015年の海外発行カード利用件数が585万件(前年比162%)と過去最高に達したと発表した。

全国に約22,000台ある全てのセブン銀行ATMで海外発行カードが利用可能

セブン銀行は、全国に約22,000台ある全てのセブン銀行ATMにおいて、海外で発行されたキャッシュカードやクレジットカードなどで日本円を引き出すことができるサービスを提供しており、海外からの顧客やインバウンドビジネスにかかわる人々から高い評価を得ているという。

セブン銀行によると、「全国にあるすべてのセブン銀行ATMで海外発行カードを使うことができます。ATM画面、明細票、音声などが多言語に対応しており、初めての方でも安心してお取引きできますので、ぜひ多くの方にご利用いただきたい」としている。

海外発行カード利用件数

海外発行カードの利用時は、ATM画面や明細票の表示を12言語(英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、日本語)から選択可能。ATM音声も複数言語対応としている。

海外発行カード利用時の言語選択画面

12言語対応は、現在導入を進めている第3世代ATMを対象としている。2015年12月時点で、全国にあるATMの90%以上が第3世代ATMとなっている。

セブン銀行は、今後も海外からの顧客が多く訪れる商業施設、空港・駅、観光地などへ積極的にセブン銀行ATMを設置し、政府の推進するビジット・ジャパンに貢献していくとしている。