ヴォーカーズは13日、「働きがいのある企業ランキング2016」の結果を発表した。対象は同社サイト「Vorkers」に投稿された「社員・元社員による職場環境に関する評価点」レポート5万2,016件。期間は2014年7月1日~2015年12月31日。
トップは「P&G」に
同ランキングの評価項目は、「待遇面の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」「チームワーク」「20 代成長環境」「人材の長期育成」「法令順守意識」「人事評価の適正感」の合計8つとなっている。
「働きがいのある企業ランキング」の結果、1位は「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)」(4.18点)だった。次いで、2位は「マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社」(4.17点)、3位は「グーグル」(4.07点)。以降、4位「リクルート住まいカンパニー」(3.88点)、5位は「アジレント・テクノロジー」(3.87点)と続いた。
上位3企業のクチコミをみると、1位の「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)」には、「トレーニングがすばらしく、業務を任せる文化がある」(IT、在籍15~20年、男性)、「個人個人がリーダーシップを発揮しろという、トップからの明確なメッセージがある。非常にモラルの高い社員が多い」(ファイナンス、在籍5~10年、女性)などの声があった。
2位の「マッキンゼー・アンド・カンパニー」には、「クライアント第一主義が会社全体としての原則」(コンサルタント、在籍3~5年、男性)、「キャリアを自身で作っていく心構えを持つメンバーが、互いに協力・切磋琢磨しながら顧客へのサービス提供を行う」(コンサルタント、在籍10~15年、男性)。
3位の「グーグル」には、「各職種の担当領域は明確に定義されているが、その範囲内での自由度は極めて高い。成果を祝う文化やイベントなどが多数用意されている」(広告営業本部、在籍 3年未満、男性)、「自由で結果重視。本社の上司や世界中の同じ業務をしている人々とも交流がある」(Operation Lead、在籍3年未満、女性)などの声があった。