アイドルグループ・乃木坂46の生駒里奈が、15日から放送されるソフトバンクの新CMに登場することが13日、分かった。白戸家のお父さん犬のライバルとなる子犬・ギガの声を演じる。
今回のCMでは、アヤ(上戸彩)が、道ばたに捨てられていた子犬を拾って帰宅。母親(樋口可南子)に「道で凍えてたの」「ねぇ飼ってもいい?」とお願いして、「うちにはもう1匹いるから」と断られるが、お父さんが「俺は人間だ」と突っ込みを入れる。
それでもお願いするアヤ。さらに、子犬が畳みかけるように「ク~ン」と甘えた鳴き声を上げると、そのかわいさにお母さんは「仕方ないか」と根負け。すると、子犬の人相が変わり、悪そうな声で「ラッキー」とつぶやく。
この変化にお父さんは気づき、「その犬は怪しいぞ」と家族に忠告するが、みなデレデレ。「なにそれ」「妬(や)いてんのよ、この子がすごくかわいいから」と、誰一人耳をかさず、しまいには「ギガって名前は?」「いいわねギガ」と命名で盛り上がる内容だ。
声の収録を終えた生駒は「アニメ好きで声優さんに憧れていた時期があるので、今回ギガちゃんの声役が決まった時は本当にうれしかったです」と喜びの声。白戸家のCMシリーズは小さい頃から見ていたといい、「自分にできるか不安でしたが、かわいいけれど憎たらしい部分を、自分なりに表現できたかなと思います」と自信を見せた。
今回、小悪魔的な子犬を演じた生駒だが、自身にそうした性格を持っていないといい、「小悪魔的な部分を身につけて、男の子をちょっと翻弄(ほんろう)させちゃうような、より魅力的な女性になれるように、これからも努力していきたいです」と意外な目標を語っている。