NECパーソナルコンピュータは13日、セパレートタイプのスリムタワー型デスクトップPC「LAVIE Desk Tower」の2016年春モデルを発表した。2016年1月下旬から出荷を開始し、価格はオープン、店頭予想価格(税別)は上位モデルが244,800円前後、下位モデルが139,800円前後。

2015年秋冬モデルから本体設計が変わり、より小型化された。本体サイズは従来モデルのW97×D405×H333mmに対し、新モデルはW88×D382×H338mmとなっている。重量も、上位モデルが約6.8kgから約5.3kgへ、下位モデルが約6.5kgから約5.2kgへと軽くなった。デザイン面では、フロントをマットな質感のスムース・スキンホワイト仕上げとし、光学ドライブ部分をグロッシーなブラックで引き締めている。

スペックではCPUが大きく強化され、従来モデルは第4世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Haswell)だったのに対し、新モデルでは第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載した。

DT750/DAW

DT750/DAW

上位モデルの「DT750/DAW」は、23型フルHD(1,920×1,080ドット)のIPSノングレア(非光沢)液晶ディスプレイがセットになっている。液晶ディスプレイの映像入力インタフェースはHDMI、HDCP対応DVI-D、D-Subの3系統で、2W+2Wのステレオスピーカー、ヘッドホン出力を持つ。PC本体とは付属の「DisplayPort - DVI-D変換アダプタ」を使って接続する。液晶ディスプレイの本体サイズはW546×D222×H279mm、重量は約5.2kg。

PC本体の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700(3.40GHz)、チップセットがIntel Q150、メモリがDDR4-2133 8GB(4GB×2・最大32GB)、ストレージが3TB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。OSはWindows 10 Home 64bit。

インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、USB 3.0×6、USB 2.0×2、DisplayPort×2、D-Sub、PS/2、マイク入力、ヘッドホン出力、ライン入力、ライン出力など。内部の拡張スロットとして、PCI Express x16(ロープロファイル)×2、PCI Express x1 Gen3(ロープロファイル)×1、および2.5型ベイ×1を備える。また、PS/2接続で日本語109キー配列準拠のキーボード、チルト機能付きのUSBレーザーマウス、Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。

DT150/DAW

DT150/DAW

下位モデルの「DT150/DAW」は、19.5型1,600×900ドットのIPSノングレア(非光沢)液晶ディスプレイがセットになっている。液晶ディスプレイの映像入力インタフェースはHDCP対応DVI-DとD-Subで、1W+1Wのステレオスピーカー、ヘッドホン出力を備える。上位モデルと同じく、PC本体とは付属の「DisplayPort - DVI-D変換アダプタ」を使って接続する。液晶ディスプレイの本体サイズはW466×D206×H336mm、重量は約3.4kg。

PC本体の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100(3.70GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(4GB×1・最大32GB)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。OSはWindows 10 Home 64bit版で、Office Personal Premium プラス Office 365 サービスが付属する。その他の主な仕様とインタフェース類は、上位モデルとほぼ共通。