オレンジページはこのほど、同社モニター会員によるリサーチ・コミュニティ「オレンジページくらし予報」が実施した「正月太り」に関する調査結果を発表した。「オレンジページくらし予報」では、2013年の年末に「正月太り」の調査をしており、平均増加体重「2.2kg」という数値を明らかにしている。
今回、2015年11月にも「正月太り」に関する調査を実施し、その結果「正月太り」の経験者は76.1%であることが分かった。「原因になったと思うことは?」という問いへの複数回答では、「食べ過ぎ、食べっぱなし」が86.1%で1位。これは、2位の「ごちそうを食べる機会、飲み会が多かった」(59.6%)、3位「動かなかった」(57.8%)を大きく上回っている。
「正月太りした」と感じた時期は、「年末~三が日」(52.6%)と「年明け以降」(54.2%)が上位となり、いずれの時期に気づかなかった人も「新年会」を超えた「1月後半」(12.9%)に気づくようだ。この調査結果から同コミュニティでは、「多くの人は多少の体重増加では、"おいしく食べる・飲む"はあきらめない」ことが浮かび上がるとコメントしている。
さらに、「ダイエットしようとしてできなかった」人を対象に、あきらめた・中断した時期を聞いたところ、「ダイエットしようとは思ったが、ほとんど何もしなかった人」がほぼ過半数の46.7%、3日以内が11.2%、1週間以内が12,7%であり、2週間続いたという人は5.8%であった。
最後に、「正月太り」にならぬよう、また解消するよう心がけていることを聞いたところ、「調理に工夫、食事や飲み物の量を減らす」という答えが40%近くとなり、8.7%が「飲酒の工夫(カロリー控えめのお酒、糖質オフタイプのお酒を選ぶ)」と回答している。
同調査は、オレンジページのモニターのなかでもアクティブな会員1万人の声を集めたリサーチ・コミュニティ「オレンジページくらし予報」によるもの。2015年11月14日~18日の期間に、同コミュニティのモニター会員(国内在住で20歳以上の女性)を対象とし、インターネット調査によって実施された。有効回答数は1,151件。