米BOX OFFICE MOJOは1月8日~1月10日の全米週末興業成績を発表した。
独走を続ける『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が今週も首位。公開3週間での累計興行収入は8億1,201万1,043ドルとなり、2009年の『アバター』の7億6050万ドルを超え、ついに歴代トップに立った。
2位にはレオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント: 蘇えりし者』がランクイン。前週23位から大躍進、3週目にしてトップ10入りを果たした。マイケル・パンクのノンフィクション小説を映画化した作品で、アメリカ西部の広大な未開拓の荒野に取り残されたハンターの壮絶なサバイバル劇を描いた人間ドラマ。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がメガホンを取る他、『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは~』で2年連続アカデミー賞を獲得したエマニュエル・ルベツキが撮影監督、坂本龍一が音楽を担当している。米国時間10日に開催されたゴールデン・グローブ賞受賞式では、ドラマ部門の作品賞、監督賞、主演男優賞の主要3部門を獲得した。
その他4位『The Forest(原題)』が初登場。『ダークナイト』シリーズの原案の担当で知られるデヴィッド・S・ゴイヤーが原案を手掛けた、日本の青木ヶ原樹海を舞台にしたホラーで、日本人俳優である小澤征悦が本作でハリウッドデビューを果たしている。
前週2位の『Daddy's Home(原題)』は3位にランクダウン。その一方で累計興行収入は1億1,631万3,576ドルと公開2週間で1億ドルに到達し、『スターウォーズ』の歴史的ヒットの陰に隠れながらも着実に興収を伸ばしている。
北米週末興行成績TOP 10(1月8日~1月10日)
順位 | 先週順位 | 作品名 | 週末興行収入 | 累計興行収入 | 日本公開日 | 週経過 |
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1 | 1 | スター・ウォーズ/フォースの覚醒 | 4,163万ドル | 8億1,201万1,043ドル | 公開中 | 4 |
2 | 23 | レヴェナント: 蘇えりし者 | 3,800万ドル | 3,955万6,901ドル | 4月 | 3 |
3 | 2 | Daddy's Home(原題) | 1,500万ドル | 1億1,631万3,576ドル | 未定 | 3 |
4 | 初 | The Forest(原題) | 1,308万8,000ドル | 同左 | 未定 | 1 |
5 | 4 | Sisters(原題) | 717万ドル | 7,487万9,945ドル | 未定 | 4 |
6 | 3 | ヘイトフル・エイト | 635万1,000ドル | 4,147万3,820ドル | 2月27日 | 3 |
7 | 7 | マネー・ショート 華麗なる大逆転 | 630万ドル | 4,284万9,837ドル | 3月 | 5 |
8 | 5 | Alvin and the Chipmunks: The Road Chip(原題) | 550万ドル | 7,560万8,339ドル | 未定 | 4 |
9 | 6 | Joy(原題) | 450万ドル | 4,655万5,608ドル | 未定 | 3 |
10 | 8 | Concussion (2015) (原題) | 305万ドル | 3,096万8,278ドル | 未定 | 3 |