東京電力は7日、4月の電力小売全面自由化に向けたサービスメニューを発表した。予約受付は1月8日から開始する。

Tポイント、Pontaポイントなども実施

4月からの電力小売完全自由化を巡っては、東京ガスやKDDI、JXホールディングス、楽天などが参入を表明。既存の電力各社は、新サービスや価格改定、提携企業とのセットプランなどで、顧客の引き止めと取り込みを図っている。

東京電力が発表した新サービスメニューは、スタンダードプラン、プレミアムプラン、スマートライフプラン、夜トクプラン。プランによってはソフトバンクなどの提携先セットプランを選択することもできる。

料金はプランによって異なるが、3LDKのマンションに住む4人家族で従来の契約電流が40アンペア、平均使用量が400kWh/月の場合、従来の料金は月額1万1,000円だが、スタンダードSプランへの乗り換えで月額料金は1万900円相当になる。Web申し込みポイントは500ポイント、毎月貯まるポイントは540ポイントで年間1,000円相当安くなる。

東電、電力自由化に向けたサービスメニューを発表

また、提携先とのセットプランによる割引も行う。例えば提携先のニチガスとのセットプランを選択した場合、ガス代と電気代が合わせて1年間で6,500円相当安くなるという。

また、TポイントやPontaポイントなどが貯まるポイントサービスや新Webサービスも提供予定とのこと。