パナソニックは1月7日、コンパクトサイズのデジタルフルハイビジョンビデオカメラ「HC-W580M」と「HC-V480M」を発表した。発売は1月21日。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はHC-W580Mが72,000円前後で、HC-V480Mが50,000円前後。
HC-W580Mは、これまで上位機種にのみ搭載されていた「HDハイプレッションAF」を搭載。HDハイプレッションAFは、パニングのような素早い動きでも被写体に追従することができる高精度なオートフォーカスだ。また、「HDR動画モード」(ハイダイナミックレンジ合成)を備え、露光時間を変えた2つの映像を合成することで、白トビや黒つぶれのない階調性の高い映像を記録できる。
ズーム機能としては、光学50倍ズームに加えて、超解像度技術を使ったiAズームを採用した。iAズームを使用した場合、最大で90倍まで高画質にズームが可能だ。
「ワイプ撮り」機能も搭載する。内蔵のサブカメラで撮影した映像を子画面として利用するほか、Wi-Fiで接続したスマートフォンやウェアラブルカメラなどの映像を利用できる「ワイヤレスワイプ撮り」機能にも対応。ワイヤレスワイプ撮りでは2台までの機器を接続し、内蔵のサブカメラと加えて最大で3台までのサブカメラを使用できる。
記録モードは最大1080/60p(28Mbps)で、記録メディアは内蔵の32GBメモリとSDカード(最大128GBのSDXCカード)だ。本体サイズはW60×D129×H62mmで、質量は約309g(バッテリー込み)。
一方のHC-V480Mは、HC-W580MからHDハイプレッションAFやHDR動画モード、ワイプ撮り機能などを省いて低価格化したモデル。レンズや記録モードなど、ビデオカメラとしての基本性能は、HC-W580Mと同一だ。本体サイズはW53×D121×H59mm、質量は約256g(バッテリー込み)。