本田技研工業(ホンダ)は6日、米国ネバダ州ラスベガスで6日~9日の期間に開催される「2016 International CES」(国際家電ショー)において、CEATEC JAPAN実施協議会出展のブース内で、燃料電池自動車(FCV)からAC出力を可能にする外部給電器「Power Exporter 9000」をはじめとする、エネルギーマネジメント技術を紹介すると発表した。
同社は、水素を含めた再生可能エネルギーを活用したエネルギーマネジメント技術の開発を進めることによりCO2排出量の低減を目指しており、今回の展示では、水素を中心とした「つくる」「つかう」「つながる」技術を搭載したさまざまな製品を出展。
ホンダ独自の高圧水電解システム「Power Creator」を採用した「スマート水素ステーション(SHS)」で再生可能エネルギーから水素を「つくる」、新型燃料電池自動車(FCV)「クラリティ フューエル セル」でエネルギーを「つかう」、外部給電器Power Exporter 9000およびV2H(ビークル・トゥ・ホーム)対応DC普通充電器「Honda Power Manager」で、FCVや電気自動車の電力をコミュニティや家庭・施設に供給して「つながる」といった、ホンダならではの水素関連技術を紹介する。