トヨタ自動車は6日、ミニバン「ヴォクシー」「ノア」「エスクァイア」を一部改良するとともに、エアロ仕様のハイブリッド車ヴォクシー「ZS」とノア「Si」を追加したほか、エスクァイアに特別仕様車を設定して発売した。
今回の一部改良では、ヴォクシー・ノア・エスクァイアに衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームをセットにした「Toyota Safety Sense C」を設定したほか、小さなすり傷を自己修復するクリア塗装「セルフリストアリングコート」を全外板色に採用。従来より設定のヴォクシー特別仕様車「ZS"煌"」、ノア特別仕様車「X"Delight Plus"」、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施している。
追加設定された「ヴォクシー ZS」「ノア Si」(いずれもハイブリッド車)は、フロント大型バンパー(メッキ加飾)やフロントフェンダーをはじめとした専用エアロパーツに加え、専用16インチ鍛造アルミホイールにより、スポーティ感を演出したモデルとなっている。
エスクァイアに設定された「Gi"Black-Tailored"」は、「Gi」グレードをベースに、ブラックを基調とした内外装デザインを採用した特別仕様車。ダークメッキを施したフロントグリルなどを特別装備し、インテリアではルーフやピラーガーニッシュをブラックに、一部にアクセントとしてピンキッシュゴールドを施し、専用のシート表皮(合成皮革)などを採用している。外板色は、特別設定色「アイスチタニウムマイカメタリック」を含む全5色を設定した。
価格は、ヴォクシーとノアが225万4,255円~322万9,200円、エスクァイアが265万7,782円~325万5,709円。エスクァイア特別仕様車Gi"Black-Tailored"は292万4,837円~329万5,963円(いずれも税込)。