米Fitbitは1月5日(現地時間)、スマートフィットネスウォッチ「Fitbit Blaze」を発表した。バンド型ではなく、腕時計型のデザインになっているのが特徴。アクティビティ(歩数、距離、カロリー、活動時間)、ワークアウト(ランニング、自転車、クロストレーニング)、睡眠、心拍数などの記録をサポートする。価格は199.95USドル。同日から米Fitbit.comで予約を受け付け始め、3月にグローバル規模でリテール販売を開始する。

歩数や心拍数、睡眠などを記録する活動量計はオンオフにかかわらず常に装着しておくのが望ましいが、従来のフィットネスに適した活動量計はスポーツ向けのデザインが多い。腕時計型のBlazeは本体がスリムで、スタイルに合わせてバンドやフレームを交換できる。フィットネスに適したエラストマー製のクラシックバンド(29.95ドル: ブラック、ブルー、プラム)のほか、本革バンド(99.95ドル: ブラック、キャメル、ミストグレイ)、メタルリンクバンド(129.95ドル)などが用意されており、様々なファッションにフィットする。クロックフェースもパーソナライズ可能だ。ディスプレイはカラー液晶タッチスクリーンだが、フル充電から最大5日使用し続けられるので、昼・夜を通したヘルスデータの記録に使用できる。

GPS、3軸の加速度センサー、環境光センサー、アルチメーター、光学式心拍計などを搭載。Connected GPS機能が、距離、ペース、スプリットタイムを正確に記録し、心拍数計はPurePulseをサポートする。SmartTrack機能が、ランニング、ハイキング、自転車といったエクササイズを自動的に認識し、Multi-sportモードでエクササイズを選択するとリアルタイムのデータを確認できる。またBlazeのスクリーンにFitstarのパーソナルトレーナー・プログラムを表示するオンスクリーン・ワークアウト機能を備える。

時計表示、バンドはクラシック

Fitstarのワークアウト

Bluetooth Smart でスマートフォンやPCに接続し、Blazeで記録したデータを同期する。スマートフォンと連動させることで、電話/メッセージ/予定などの通知、音楽再生操作、サイレントアラームなども使用できる。Windows、Mac、iOS、Androidをサポートするが、機種によって利用できない機能もあり、Fitbitは機種ごとに互換機能を確認できるWebページを用意している。