仕事で夢がかなう、ということは現実にはなかなか難しく、限られた人にしか訪れない幸運だろう。今回はマイナビニュース会員男女300名のうち、仕事で夢がかなった経験があるという幸せな人たちに、どんな夢がかなったのか答えてもらった。
Q.仕事で夢がかなった経験はありますか?
はい 9.7%
いいえ 90.3%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どのような経験か教えて下さい
■憧れの職業に就けた!
・「昔なりたかった職業につけた」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「英語を使える仕事に就いた」(24歳女性/金融・証券/専門職)
・「趣味でしてきたデザインの勉強が今の職場で役に立った時」(33歳女性/医療・福祉/専門職)
・「小学生の時、工事現場でヘルメットを被りながら測量をしている人を見たとき、格好いいな自分も将来同じ仕事に就きたいと思っていた……その夢が実現して現在同じ仕事をしている」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
■自分の仕事が社会に
・「最初に秋葉原に自分がメインで開発した製品が並んで、売れたこと」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「本つくりに関わりたいと思っていたが、雑誌のレイアウトの仕事ができた」(50歳以上女性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「自分のデザインが世に出た」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
■嬉しい評価と大きな満足感
・「一定の満足がいく評価をお客様から得られた」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「指名された」(42歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「自分がまとめたコンペが取れて、大きな仕事につながった」(48歳男性/建設・土木/技術職)
・「融資をした会社が成長」(34歳男性/金融・証券/営業職)
■ステータスを手に入れた
・「東京の希望の部署への異動」(37歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「東京タワーが見えるところで働く」(25歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「仕事で海外にいけた」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「海外出張が多く航空会社のエリート会員になれた」(33歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)
■憧れの……と
・「芸人に会った」(35歳女性/不動産/専門職)
・「SEをしているが、ドラクエの製作者の人と会えた」(30歳男性/情報・IT/技術職)
・「ゆるきゃらとコラボ」(47歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■総評
仕事で夢がかなったことが「ある」人は9.7%と少数派だった。
子供の頃からの憧れの職業に就けた人は、もちろん「夢が実現した」と答えてくれた。英語を使える仕事、測量士など、充実した日々を送っていることだろう。
それ以外にも、「自分が開発した製品が売れた」「雑誌のレイアウトの仕事ができた」「自分のデザインが世に出た」など、がんばって仕事した成果が形になったことで「夢がかなった」と感じる人もいるようだ。仕事をしていく中で「お客様から評価をもらった」「コンペに勝って大きな仕事につながった」など、大満足の結果を手にした人も「夢がかなった」と笑顔で報告してくれた。
"成功"の証として「東京タワーの見える会社で働く」「海外出張」など、ステータスを手にいれたことを挙げた回答もあった。また「ドラクエの製作者と会えた」「ゆるキャラとコラボできた」など、役得を手にしてホクホクしている人もいた。仕事で夢がかなう、と一言に言っても、大小いろいろな"夢"のカタチがあるようだ。
調査時期: 2015年11月19日~12月1日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性135名 女性165名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート