旅行やフェスなど、楽しみにしていた計画の直前にインフルエンザに罹患(りかん)してしまった経験はないだろうか。風邪とは異なりその症状もかなりきついし、感染力も強いため、無理に旅行などに参加すると家族や恋人、友人らにも迷惑がかかる。泣く泣くキャンセルしたときの苦しさは相当なものだ。
このほど、インフルエンザ感染を経験したことがあるマイナビニュース会員300名に「インフルエンザにまつわる最も悲惨な体験談」を聞いたので、今回は旅行やイベントに関するものを紹介しよう。
Q. インフルエンザにまつわる最も悲惨な体験談を具体的に教えてください
■旅行編
・「海外旅行直前にインフルエンザにかかり、中止になった等」(24歳女性/その他/事務系専門職)
・「台湾旅行後になったので、サーズと間違われ、病院がパニックになった」(48歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「年末年始休暇が始まった途端にインフルエンザにかかり、お正月に計画していた旅行に行けなかった」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「誕生日に旅行する予定が、インフルエンザに罹患したせいで中止になった」(32歳女性/医療・福祉/専門職)
・「旅行の計画をしていたのに、インフルエンザにかかり行けませんでした」(32歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
■イベント編
・「インフルエンザのせいで修学旅行に行けなかった」(26歳男性/農林・水産/技術職)
・「クリスマスパーティーの前日にインフルエンザになり、残念ながら欠席した。一人ベッドの上で苦しんでいた」(31歳女性/金融・証券/専門職)
・「遠足を休まなきゃいけなくなった」(34歳男性/金融・証券/営業職)
・「小1の時、とても楽しみにしていたお楽しみ会の日にインフルエンザにかかって行けなくなった」(23歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「会社一年目のとき、部のスキー旅行の前日にインフルエンザが判明。一人寮でむなしく過ごした」(37歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「修学旅行(関西)の帰りにインフルエンザになったこと。東京から埼玉の自宅までが恐ろしくしんどかった」(23歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「金曜日にインフルエンザが発覚し、週末に行く予定だったお笑いライブに行けなくなった」(33歳男性/医薬品・化粧品/技術職)
・「自分の誕生日にある好きなアーティストのライブ前日にかかって、寝込んだまま誕生日を過ごした」(25歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「小学生の頃、一生懸命練習した運動会にインフルエンザで出られなかったこと」(24歳女性/食品・飲料/専門職)
■総評
旅行やイベントに関する回答を見ていくと、修学旅行や遠足などの学校行事に参加できなかったという趣旨のものが目立った。自分だけが、皆と同じ時間と空間を共有できなかったことによる疎外感は、想像するだけでかなりつらいものだ。
一方で、インフルエンザをSARS(重症急性呼吸器症候群)と間違われ、病院を巻き込んでのトラブルに発展したという、笑うに笑えない体験をした人もいた。大事な旅行やイベントの前には、いつも以上に体調管理に気をつけたいものだ。
※写真と本文は関係ありません
調査時期: 2015年10月29日~10月31日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性122名 女性178名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート