女優の土屋太鳳(20)が3日、オフィシャルブログを更新し、『第66回NHK紅白歌合戦』で着た衣装に込めた思いを打ち明けた。

女優の土屋太鳳

昨年大みそかに放送された『第66回NHK紅白歌合戦』にゲスト審査員として出演した土屋。一昨年の紅白で井上真央(28)にあいさつした際、その着物姿に目を奪われ、今回の衣装を着物に決めたという。

土屋は、井上がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説『おひさま』(2011年)に出演。「この時の真央さんの姿が私の今の現場でのたくさんのことにとても影響を与えてくださいました」とつづるとおり、共演したことがきっかけで、井上は憧れの存在と同時に手本とする女優となった。

「真央さんは出演者全員のクランクアップを把握していてメッセージ付きのお写真を渡してくださったり緊張したら声をかけてくださったり・・・本当はクランクアップが続く時期に自分以外の人のスケジュールを把握して一言メッセージを渡すってものすごく大変なことなんです。なぜならクランクアップの時期って体力的にもスケジュール的にも一番限界な時期のはずだから。なのに、可愛いウサギのカードに真央さんはメッセージを書いてくださいました」

また、自身がヒロインを務めた『まれ』を撮影していた時には、大河ドラマ『花燃ゆ』を隣のスタジオで撮影していた井上が土屋を激励。土屋はこの時のことを思い返し、「『座長』という言葉に対して何をどうしていいか分からない私に『もうひとふんばり!いろいろなことを含めて、ヒロインだよ!』とお隣の大河ドラマ『花燃ゆ』のスタジオから励ましてくださいました」とうれしそうにつづる。

「真央さんは、私にとって憧れのヒロインです。だからその憧れを、着物姿に込めました」と土屋。紅白の衣装には、井上への憧れと尊敬の念が詰まっていた。