1月20日スタートのムロツヨシ主演ドラマ『悪党たちは千里を走る』(TBS系 毎週水曜23:53~24:23)の主題歌に、シンガーソングライター・高橋優の新曲「クラクション」が決定したことがこのほど、わかった。

左から、黒川芽以、ムロツヨシ、高橋優、山崎育三郎

同ドラマは、ムロツヨシ演じる制作会社のドラマディレクター高杉篤郎と、山崎育三郎演じるアシスタントディレクター園部優斗、黒川芽以演じる謎の女の3人が、謎の天才犯罪者によって誘拐事件の犯人にさせられてしまい、実際に身代金5億円を要求してしまうというというユーモラスサスペンス。その主題歌に、先日リリースが発表されたばかりの高橋優の13thシングル「さくらのうた」(3月9日発売)のカップリング曲の1曲「クラクション」が決定した。

12月30日には、高橋が撮影現場を表敬訪問。スタジオでムロ、山崎、黒川と対面した高橋は「人のいいところだけでなく、怒りや焦りなどの感情もたくさん表現されているところが印象に残りました」と台本を読んだ感想を述べ、「そんなドラマを現場ではきっとシビアに撮っているのかと思ったら、緊張感の中でも笑顔が絶えず、とてもいい雰囲気で居心地がよかったです。このドラマの主題歌に選んでいただいて本当に光栄です」と語った。そして、「ムロツヨシさんに『クラクション』の歌詞に共感していると話してもらい、歌っていてよかったなと思いました」と喜んだ。

一方、主題歌を聞いたムロは「本当にすてきな曲を提供していただきありがとうございます。テンポとリズム感があってこのドラマにぴったりだと思いました。最初に聞いた時、この物語にすごくリンクしていると感じました」と感激。「歌詞の中にとても共感できる言葉があって、そのことを高橋優さんに直接伝えることができてよかったです」と話し、「これから撮影の合間、移動中もこの曲を聞いて、ドラマの世界をさらに広げて行きたいですね」と意気込んでいる。

山崎も「ドラマには感情的な台詞がたくさん詰まっていて、この歌にも感情あふれる言葉がたくさん詰まっているので、この番組にぴったりだと思いました」と太鼓判。黒川も「『クラクション』はドラマの世界をよく表現していると思いました。主題歌を聞いたらドラマを思い浮かべ、ドラマを見たら主題歌を思い浮かべるような、いい相乗効果が生まれるのではないでしょうか。この曲を聞いて、このドラマで作っていく道筋が見えてきたようにも感じました」と絶賛した。

この曲をドラマの主題歌に決定した池田克彦プロデューサーは「この企画を立ち上げ、ムロツヨシさん演じる高杉篤郎という人物を思い描いたときに、高橋優さんの曲のイメージが最初からありました。岡本伸吾監督も同じ意見で、高橋さんにお引き受けいただき本当にうれしく思います」と明かし、「実際に『クラクション』を聞いて、このドラマの世界観にぴったりだと思いました」と自信をのぞかせている。

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