リクルートキャリアの研究機関・就職みらい研究所は、リクルート就職活動モニターの大学生1,108人・大学院生454人を対象に「就職プロセス調査」を実施した。調査期間は12月2日~8日。

就職内定率・進路確定率とも前年同月よりも高い

12月1日時点での就職志望者のうち、就職内定率は91.6%で、11月1日時点の89.5%と比べて、2.1ポイント上昇した。また、前年同月の90.7%より0.9ポイント高くなっている。

就職志望者における就職内定率の推移大学生_全体

大学生の進路確定率について調査したところ、12月1日時点では87.4%で、11月1日時点の82.7%に比べて4.7ポイント高かった。また、前年同月の80.7%に比べて6.7ポイント増えている。

卒業後の進路確定率の推移大学生_全体

内定保有者の入社意向、79.3%が「入社したい」

12月1日時点での内定取得者のうち、1社以上の内定保有者に内定企業の入社意向を聞いたところ、79.3%が「入社したい/入社したい企業がある」と回答した。就職志望者のうち、就職未内定者に対して今後の内々定・内定取得の見通しを聞くと「まだ見通しは立っていない」が71.4%で最も多くなっている。

内定企業の入社意向 大学生_全体

12月1日時点での就職志望者の「就職」に対する気持ちを天気で表してもらったところ、11月は「晴れ」が37.8%と最も多かった。就職志望者・就職活動実施者は11月は「大雨」が29.6%と最も多く、次いで「曇り」が27.1%となっている。