バルクはこのほど、「30代40代女性のライフスタイルに関する調査」<食と健康について>の結果を発表した。それによると、子供の誕生を機に夫の健康に掛けられる金額は月に1,000円近く少なくなることがわかった。

夫のために掛けられる金額、最も低いのは「幼稚園ママ」

同調査では、健康のために掛けられる食費以外の金額について、自分のため/夫のため/子供のため、それぞれについて尋ね、ライフステージ別にまとめた(平均金額は1カ月当たりの加重平均により算出)。

その結果、自分のために掛けられる金額が最も高いのは、「おひとりさま」で1カ月当たり2,729円。以下、「DINKS(既婚有職者、子供なし)」が2,667円、「夫婦2人」が2,485円と続いた。子供がいる人の中では、「保育園ママ」が2,458円と比較的高かったのに対し、「幼稚園ママ」は1,611円と最も低かった。同社は「子供の有無により平均金額に差があり、子供がいない人の方が、子供がいる人よりも金額が高めになっている」と分析している。

健康のために掛けられる金額

一方、夫のために掛けられる金額をみると、「DINKS」が2,737円で最も高く、次は「夫婦2人」の2,608円。反対に最も低いのは「幼稚園ママ」の1,682円で1,000円以上の差が開いたほか、子供がいる人の中で最高額の「保育園ママ」も1,919円と自分のために掛けられる金額と比べて500円以上少なかった。子供の誕生を機に夫のための金額が1,000円近く下がる家庭が多いようだ。

調査期間は2015年11月7~11日、調査方法はインターネット、有効回答は30・40代の女性2,322人。