歌手の郷ひろみ(60)が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材で、出場52組のトップバッターを務める意気込みを語った。

『第66回NHK紅白歌合戦』のリハーサルを行った郷ひろみ

大ヒット曲「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」で、35年ぶり3度目の全体トップを飾る郷は、「還暦は考えていない。年齢は意識せず、トップバッターとして先陣切って、紅組を一気にたたきつぶす意識でいきたい」と気合十分。トップバッターは「最高のポジション」と喜び、「紅組をギャフンと言わせるくらいの勢いでいきたい」と意気込みを伝えた。

また、今年100枚目のシングルをリリースしたことについて「誇れること」と自信に満ちた表情を見せつつ、100枚はあくまで「通過点」と表現。そして、「来年には101枚目のシングルがリリースされる。これからもいい歌を残していきたい」と決意を新たにした。

さらに、「過去ってすごい大切だなと思うようになった。過去にすがるのではなく過去を大切にすることで、新たな未来が見つかってくる」と言い、「過去のシングルを大切にしていくことで、今後の101枚目のすばらしいシングルに出会っていけるのでは」と説明。続けて、「現役でやっている以上、歩き続けていきたい」と力強く語った。

今年の紅白のテーマは「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」。総合司会を黒柳徹子と有働由美子アナウンサー、紅組司会を綾瀬はるか、白組司会を井ノ原快彦が担当する。出場歌手は紅組26組、白組26組の計52組。昨年は白組が勝利し、通算成績は紅組29勝、白組36勝。

(C)荒金大介