歌手の三山ひろしが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。
初出場の三山は、78歳の祖母にそのことを報告すると「『ギャー!! 本当かね!!』と言って喜んでくれた」といい、感慨深い様子。祖母は以前から「あの舞台(紅白)に出るまで、死なないからね」と言っていたそうで、「その夢をかなえられたのがうれしいです」とあらためて喜びをかみしめた。
本番当日は、そんな祖母に、83歳の祖父、57歳の母親が来場し、ステージにも上がる演出が行われる予定。「東京に出て涙もろくなりました」という三山の感涙は必至だ。
初めての紅白のステージを終えて「すがすがしい気持ち」と充実の表情だが、報道陣からのフラッシュの嵐には「目がチカチカしてます。あんなにパチパチしたのは初めてです」と困惑ぎみ。得意のけん玉を披露しながら歌うステージでも有名な三山だが、このほど紅白初出場記念で、日本けん玉協会から特注の"紅白けん玉"を贈呈されたといい、「これをどこかの隙間で使いたいと思ってます」と意欲を見せた。
今年の紅白のテーマは「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」で、紅組26組・白組26組の計52組が出場。紅組の司会は綾瀬はるか、白組の司会はV6の井ノ原快彦で、総合司会は黒柳徹子と有働由美子アナウンサーが務める。昨年は、白組が優勝し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組36勝。