三菱地所は12月25日、沖縄・下地島空港において旅客ターミナル施設を整備し、国際・国内線旅客の取り扱いやプライベート機等の受け入れ事業実施を、沖縄県に提案したと発表した。
同社は2015年3月に下地島空港及び周辺用地利活用事業の候補事業者に選定されている。沖縄県は2021年度までに沖縄県への入域観光客数1,000万人(うち、外国人観光客数200万人)達成を目標にしており、この目標に向けて同社は「空港から、リゾート、はじまる。」をキーコンセプトに下地島空港の整備・事業を担う。
沖縄県は下地島空港から新たな航空需要の受け入れを行うべく、同社等とともに航空路線の誘致活動を進めていくという。また、すでに年間約130万人(2014年実績、国土交通省調べ)の利用がある宮古空港とともに、観光地として高い注目をあつめる宮古諸島にさらなるにぎわい創出を目指す。
旅客ターミナル施設の敷地面積は約2万7,000平方メートルで、2017年1月より新築工事・開業準備をはじめ、2018年5月に開業を予定している。