タレントで演出家のテリー伊藤(65)と、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光(50)が27日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)で、来年3月末で『報道ステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスターを降板すると発表した古舘伊知郎について言及した。

古舘伊知郎の降板に言及したテリー伊藤(左)と太田光

テリーは「12年間古館さんは頑張ってよくやったと思います」とたたえた上で、「でも、いいも悪いも、古舘さんのコメントってちゃんとしすぎているから幅がない」と指摘。「12年間やっていて、日常そういう生活をしていると、空気が流れてないのかなって。コメンテーターが1人しかいないのも微妙だよね。『サンジャポ』だとあーだこーだっていう中で鍛えられていくっていうのがあるけど」と1人の問題点を伝えた。

そしてテリーは、古館のキャスターを"上質な握り"と表現し、「世の中は"海鮮丼"みたいなノリ」と説明。「次にだれがやるか知らないけど、そういうテイストを入れていけば」と提案した。また、古館の今後についても「2020年のオリンピックで活躍してほしい」と期待を示した。

爆笑問題の太田は「古館さんは笑いに飢えてたんだと思う」と推測。古館が2014年に11年ぶりに開催した自身のトークショー「ト―キングブルース」で、「トークこんなにおもしろかったんだ」と思い出したのではないかと言い、「そっちに戻りたいっていう意識が強くなっちゃったんじゃないか」と話した。