女優の森川葵と俳優・小関裕太がそれぞれ主演を務める、同じ時間軸での男子と女子の物語を2作品として描いたシンクロホラー映画『ドロメ【男子篇】【女子篇】』(2016年3月26日東京・シネマート新宿にて2作品同時公開/以降全国順次公開)の特報映像が25日、公開された。
メガホンを取るのは、来年2月13日に『ライチ☆光クラブ』の公開を控える内藤瑛亮監督。企画段階から参加しており、高校演劇部の男子と女子の2つの視点で進行するストーリーを平行して映す。舞台は、来年から共学になる男子校と女子校の合同合宿。颯太(小関)たち男子校部員、小春(森川)たち女子校部員共に期待と不安を抱きながら男女合同合宿はスタートするが、恐ろしくて奇妙な出来事が次々に部員たちを襲う。
初の映像公開となる今回の特報映像は、にぎやかな練習風景から始まる。切ないBGMをバックに、合宿所で思い思いの時を過ごす部員ら。ジャージ姿の小春や"壁ドン"を繰り出す颯太が映されていく。海岸沿いで意味ありげにたたずむ、2人の甘酸っぱいカットも続く。
しかし、それも束の間、ドン!という怪音がすると、空気は一変。泥まみれのバケモノらしきものが登場し、部員らはパニックに陥っていく。最後には、追い詰められたのか、衣装用らしきゴスロリ調のメイド服を身にまといながら、建物の屋上から海に向かって「誰かー!」と絶叫する小春を捉えた緊迫感に満ちたシーンも披露される。
(C)2016「ドロメ」製作委員会