女優の佐藤江梨子が、来年2月1日スタートの東海テレビ・フジテレビ系昼ドラ『嵐の涙~私たちに明日はある~』(毎週月~金曜13:25~13:55)に主演することが23日、発表された。佐藤は今年8月に第1子を出産してから、今作が復帰作となる。
このドラマは、突然の水難事故によって夫と生後半年の娘を失った、佐藤演じる里子が、育児放棄された赤ん坊とともに生きることを決意し、もがき苦しみながら幸せを求めていく姿を描くストーリー。
プロデューサーから、事前に真冬の撮影で海に入るなど、厳しいシーンがあることを伝えられたそうだが、初の昼ドラ主演に「内容的にもスケジュール的にもボリュームがある作品なので、とにかく気合が入ります」と意気込む。
物語は『嵐の涙』のタイトルのとおり、涙のシーンも多いが、佐藤は「泣き虫の私がやっと役に立つ時が来ました(笑)」。その上で「ちゃんと涙が出る人は、実はポジティブなんだと感じました」と発見したといい、「この作品を見て、"涙活"(意識的に泣くことによる心のデトックス)してください」と視聴者に呼びかけている。
佐藤の相手役を演じるのは、宅間孝行。里子の夫で、川の事故により濁流に飲み込まれて生き別れになるが、その後記憶喪失となりながら、新たな妻である遠藤久美子演じる盲目の女性・枝川まきと、新たな夫婦生活を送っている。このまきが失明した自動車事故を起こし、後悔を続けながら生きるまきの父親・大造役に竜雷太など、実力派が脇を固める。