JR東日本は2016年3月26日に実施するダイヤ改正にて、上野東京ラインの一部列車で編成両数を変更する。南武線(浜川崎支線)に新駅・小田栄駅も開業する。

上野東京ラインでは朝夕の時間帯にも10両編成の列車が運転されている

上野東京ラインでは開業後の利用状況を踏まえ、平日朝夕の一部列車を10両編成から15両編成に変更。国府津駅5時48分発・東京駅7時7分発の宇都宮行、小田原駅8時22分発・東京駅9時49分発の前橋行(籠原~前橋間10両)、熱海駅16時46分発・東京駅18時31分発の前橋行(籠原~前橋間10両)などの列車が15両編成となり、混雑緩和が図られる。これにともない、日中時間帯を中心に10両編成となる列車があるとのこと。

南武線浜川崎支線の205系は2両編成

上野東京ラインと並行する京浜東北・根岸線では、平日19時台に横浜線からの直通列車を1往復増発(東神奈川駅発着の列車を磯子駅発着に変更)。帰宅時間帯の利便性向上を図る。

南武線では、浜川崎支線と呼ばれる浜川崎~尻手間に新駅・小田栄駅が開業。浜川崎駅から1.4km、川崎新町駅から0.7kmの距離に位置し、地上駅舎と相対式ホーム2面2線(2両編成対応)が設置される。新駅開業に合わせ、浜川崎支線では朝6~7時台に浜川崎発1本・尻手発2本を増発。15~16時台の列車を減らし、18~19時台の列車を増やすなど、利用状況に合わせた運転本数の見直しも行う。

相模線では、平日に茅ケ崎~海老名間の運転となっている茅ケ崎駅19時17分発の下り普通列車と海老名駅20時51分発の上り普通列車を橋本駅まで延長し、土休日ダイヤとそろえる。現行の上り終電(橋本駅23時21分発・茅ケ崎駅0時16分着)の後に列車を1本追加(橋本駅23時48発・茅ケ崎駅0時40分着)し、終電時刻を繰り下げる。