タレントの石原良純(53)が、20日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)にゲスト出演し、夫婦別姓に関して持論を展開した。

タレントの石原良純

最高裁は今月16日、夫婦別姓を認めない民法の規定を「合憲」と判断した。これは、「夫婦別姓を禁じているのは憲法違反である」として都内の女性ら5人が国を訴えたもの。最高裁は「夫婦同姓は社会に定着していて合理性が認められる」とした上で、姓を変えることでの不利益の可能性は認めたものの、「旧姓の通称の使用が広まれば緩和できる」として、憲法には違反していないとの結論に至った。

このことについて、石原は周囲で男性側が名字を変えるケースも多いと言い、「前はほとんどいなかった。だんだんそういう人も増えている」と説明。さらに、「別姓になる必要はないんじゃないかと僕は思っている」と主張し、「日本の風土にはそれが合ってるから残っていたんじゃないのか」と投げかけた。

また、世界各国で選択的夫婦別姓氏制度が採用されていることについては「別に関係ない、ほかの国なんか。どうでも好きにやりゃあいいんだから。日本は日本なんだから」とバッサリ。「みんなそんなに別姓になりたい?」「なんでキャリアで損するの? そのまま(通称で)みんなやってるじゃん」などと語っていた。