アユートは12月19日、東京・ベルサール秋葉原で開催中のポタフェス2015にて、JH Audioの新インイヤモニター4機種を世界に先駆けて発表した。ラインナップは「LaylaII」「RoxanneII」「AngieII」「ROSIE」の4種類で、いずれも発売日と価格は未定となっている。
LaylaIIは、ポタフェス2014で発表された「Layla」を継ぐ第2世代モデル。ドライバー構成は第1世代Laylaと同様、高域用4基、中域用4基、低域用4基の計12基となっている。チューニングは前モデルを踏襲。きょう体はチタンの削り出しとなっている。
RoxanneIIは、ロック向け「Roxanne」の基本設計を踏襲した新モデル。チューニングは第1世代からやや変更し、ドライバー構成は第1世代Roxanneを踏襲し、高域用4基、中域用4基、低域用4基の計12ドライバーを搭載する。きょう体はアルミ削り出し。Roxanneのロック向けチューニングを踏襲しながらも、低域を少し控えめにしている。
AngieIIは、第1世代Laylaとともにポタフェス2014で発表された「Angie」を継ぐモデル。チューニングとドライバー構成は第1世代Angieを踏襲しており、高域用2基、中域用2基、低域用4基の計8ドライバーを搭載する。きょう体はアルミ削り出し。
ROSIEは「JH13 PRO」をベースに開発された新モデル。ドライバー構成は高域用2基、中域用2基、低域用2基の計6ドライバーとなっている。チューニングについては「高域はLayla寄り、低域はRoxanne寄り」と説明があった。
19日に行われた発表会には、JH Audioの創始者Jerry Harvey氏が登壇。「日本のマーケットやユーザーの意識の高さには感激するものがあり、ポタフェスのような日本のイベントはすばらしいと感じている」と、ファンへの感謝を述べた。ポタフェス2015 アユートブースではさっそく4製品の試聴ブースを設置。ブース前には試聴の順番を待つ人々が長蛇の列をなしていた。