JR西日本岡山支社はこのほど、2016年春の「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」(岡山DC)に合わせて津山線に投入する観光列車「ノスタルジー」の運転計画やのロゴ・ヘッドマークなどを発表した。

「みまさかノスタルジー」のヘッドマークを掲出した観光列車「ノスタルジー」イメージ

観光列車「ノスタルジー」は、レトロな車両で郷愁を誘う里山の風景などを楽しんでもらおうとのコンセプトで企画。キハ47形2両編成を改造し、車内に瓶ジュース用の栓抜きや青色のモケット(シート生地)など懐かしいインテリアを復刻。外観も昭和30~40年代に気動車の一般車両で使われた懐かしいカラーリングを復刻するという。

2016年4月2日、「岡山デスティネーションキャンペーン オープニング記念号」として運行開始し、岡山~津山間を1往復運転。翌日も同区間を1往復運転する。運行時刻や予約方法は後日発表となる。

その後は4月9日から6月26日まで、土曜・日曜に津山線の快速「ことぶき」のうち4本を「みまさかノスタルジー」の列車名に変更し、同車両で運転。津山行は岡山駅9時40分発・13時5分発、岡山行は津山駅11時30分発・15時55分発が「みまさかノスタルジー」として運行される。「みまさかノスタルジー」で運行される際、近代化産業遺産の指定を受けた旧津山扇形機関車庫をモチーフとしたヘッドマークを装着するという。

全車自由席となる津山駅15時55分発の便を除く3本は、2両編成のうち指定席・自由席各1両ずつとなる。指定席料金は大人520円(小児半額)。指定席は乗車日の1カ月前の10時から、全国のJRのみどりの窓口やおもな旅行会社で販売される。