東京・汐留の日本テレビ(2階日テレホール)で17日、12月18日~29日に開催されるアート展「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開記念~スター・ウォーズの世界~フォース・フォー・ジャパン」の内覧会が行われ、今年日本各地でお披露目された"スター・ウォーズ"アートや、著名人が新キャラクター・BB-8をデザインした世界初公開となる"BB-8 アート"などが公開された。

「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開記念~スター・ウォーズの世界~フォース・フォー・ジャパン」の展示

「スター・ウォーズ・イヤー」ブースでは、日本各地で開催された『スター・ウォーズ』イベントで登場したアートが東京初上陸。注目は、8月に「青森ねぶたまつり」に登場したルーカスフィルム公認の"スター・ウォーズねぶた"で、C-3POとR2-D2が描かれた"ドロイドねぶた"、ルーク・スカイウォーカーやヨーダの"ジェダイねぶた"、ダース・ベイダーやダース・モールの"シスねぶた"、そして、最新作に登場するレイ、BB-8、カイロ・レンが描かれた"フォースの覚醒ねぶた"の4台が光を放っている。

ドロイドねぶた

ジェダイねぶた

フォースの覚醒ねぶた

また、11月30日に京都・清水寺でお披露目された「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風」と「覚醒の書」も展示。優雅なタッチで風神として描かれた新ヒロインのレイと、威圧感あふれる雷神となった悪役カイロ・レン、そして、毎年恒例の"今年の漢字"で知られる清水寺の森清範貫主が書き上げた"覚醒"を見ることができる。さらに、"砂のスター・ウォーズ"ミニ砂像も注目だ。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風

覚醒の書

"砂のスター・ウォーズ"ミニ砂像

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ブースでは、ヒロインのレイ、悪役カイロ・レン、新ドロイドのBB-8、ストームトルーパーの脱走兵であるフィン、ファースト・オーダー率いる女性将校キャプテン・ファズマという新キャラクターの等身大フィギュア5体が登場。劇中のパネルや、過去6作品のポスターも見逃せない。

左からレイ、BB-8

左からフィン、カイロ・レン、キャプテン・ファズマ

過去作品のポスター

そして、「『スター・ウォーズ』アーティスト・プロジェクト」ブースでは、約20人の著名人がデザインした"BB-8アート"を初お披露目。俳優・画家・書家の片岡鶴太郎は、BB-8を鏡餅に変身させ、歌手・タレントの中川翔子は、ダース・ベイダーをはじめ多彩なキャラクターを描いて"SWプラネタリウム"を表現し、モデルのマギーはかわいらしいピンクのBB-8を完成させた。

片岡鶴太郎 作

中川翔 作

マギー 作

俳優の田辺誠一は、黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』をイメージして侍風に仕上げ、俳優の速水もこみちは、『スター・ウォーズ』のダークサイドとライトサイドをカラーリングと光で表現。そのほか、切り師の長屋明は細密な切り絵でキャラクターたちを生み出し、東京大学レゴ部は、レゴでBB-8を制作するなど、思い思いのBB-8が並ぶ。

速水もこみち 作

長屋明 作

東京大学レゴ部 作

さらに、日本各地の伝統芸能のアーティストが制作した"スター・ウォーズ"アートも登場。悪役カイロ・レンをモチーフにした羽子板や、山形・天童市の伝統技術を用いてキャラクターが彫られた将棋駒、富山の伝統工芸"井波彫刻"の技術を用いて再現された本作のポスター、重要無形文化財の久留米絣(くるめがすり)を使ってBB-8とロゴを配したもんぺと法被などが飾られている。

羽子板

将棋盤と駒

もんぺと法被

「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開記念~スター・ウォーズの世界~フォース・フォー・ジャパン」は12月18日~29日(11:00~20:00)、汐留・日本テレビ 2階日テレホールにて開催。入場無料。

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